牛からつくられるもの

 

 

こんにちわ、みかんです🍊

 

僕らは家畜を殺して生きています。

それなのに、家畜に対しての配慮があまりにないように思います。

食肉や乳製品利用以外にも、牛さんの用途はたくさんあります。

 

まず、僕らの生活は産業動物に依存しているという事実を紹介したいのです。

そうすれば感謝や配慮が生まれると思うのですよ。

 

食肉としての利用

 

 

700kgの牛からとれる原料の説明です。

まず、310kgの肉がとれます。

 

 

それから150kgの内臓がとれます。

骨が50kg、牛皮が42kg、ヘット(脂肪)が70kg、そのほかに蹄だったり、スジだったりがとれます。

肉以外にも用途がありますが、やはりメインは肉です。

 

出典 http://www.city.hiroshima.lg.jp/

 

乳牛としての利用

 

 

ホルスタインの利用期間は3~5年と言われています。

彼らは乳が出なくなり次第出荷です。

 

乳が出るのは上記の期間のみ、5~7年の寿命だと言われています。

乳を出させるには仔牛を産ませなくてはなりません。

毎年確実に妊娠させます。

 

妊娠しないものは肉になります、10万円くらいで売れます。

病気のものはペットフードの原料になります。

これは逆に1万5千の廃棄料をとられます。

 

原料① 靴・カバン・財布

 

 

レザーは人気ですよね。

これもお肉の副産物です。

牛皮にも色々と名称があるのは知っていますか?

 

出産前に腹の中で死んでいたもの、死産したものを使った高級素材をハラコ。

生後6ヶ月以内のものをカーフスキン。

生後2年経過したメスの皮をカウハイド。

 

皮を剥ぎ取るだけでなく、その皮に価値も付けるんです。

お肉と一緒です。

 

原料② 絨毯

 

 

皮を剥いで、それをそのまま絨毯として使います。

その絨毯には牛の商品番号がそのまま記載されているものもあります。

 

ニセコで働いてるとき、外国人富裕層の別荘で何枚も目にしました。

サイズ感、色合い、生々しさは抜けて商品として調整され完成していました。

 

原料③ ボタン

 

 

角や蹄を原料としたボタンも作られています。

水牛が原料となる『水牛ボタン』が有名です。

レザーだけではなく留め具もお肉の副産物から得られてしまいます。

 

根が深すぎます。

 

原料④ 印鑑

 

 

これも牛の角や蹄から作られます。

牛の死骸からとったもので自ら名を残すんです。

 

高級品はまたも水牛の角を使います。

『芯持』と呼ばれる角の先端部を厳選して使います。

人間の死体にも利用価値はあるはずなんです。

 

原料⑤ フィルム

 

 

『フィルムを量産するためには牧場が必要不可欠』

よくこのように言われます。

 

なぜかというとゼラチンは動物副産物から得られるものだからです。

骨・皮・腱を長時間煮込むことで生成されるものです。

現在はデジカメが主流となっていますが、まだ、用途がないわけではありません。

 

一眼レフにしか出せない、フィルムにしか出せない色合いがあり、その楽しさがあるからです。

 

原料⑥ 接着剤

 

 

主に工芸品や美術品に好んで使われる接着剤というものがあります。

膠(にかわ)と呼ばれるものです。

皮を煮てつくられるということからそう名付けらたと言います。

 

絵具というのは岩石や貝殻を砕いて使用するものでした。

それを木や紙に着色させる際にとても相性がよいとされていたのが『膠』です。

 

現代も好んで使用されており、木製楽器や日本画、陶芸にいたるまで幅広く利用されています。

牛の存在は芸術の分野にまで浸透しているのです。

 

原料⑦ 石鹸

 

 

シャンプーやボディソープなどの石鹸類は脂肪からつくられます。

牛脂のことを『ナット』といいますが、牛一頭から多くの原料がとれるわけです。

最近では、馬の脂肪からつくられる『馬油』石鹸が人気ですよね。

 

馬の脂肪を塗りたくって汚れをとっているわけです。

 

原料⑧ 太鼓

 

 

お祭りの際に用いられる太鼓。

あの打楽器がどうやって作られているか知っていますか?

 

木の胴に動物の皮を張り付けて完成するんです。

その動物として多く利用されているのが牛です。

 

肉を剥ぎ取ったあと、皮を回収され、打楽器として叩かれ、音を響かせる。

これで音を鳴らして騒いでいるわけです。

 

原料⑨ ペットフード

 

 

当たり前ですが、ペットは肉を食べて生きています。

人間のエゴで生産されたペットは人間のエゴで肉にされる家畜の不要箇所を使って生かされます。

 

食物連鎖では、猫が牛の肉を食べることはありません。

犬だってそうそうない。

 

でも、人間がそうさせているのです。

自分達が食べない部分をとって、味つけして飼い慣らすわけです。

社会性のある動物というのは、人間にこうやって扱われるものなんです。

 

おわりに…

 

 

僕らの生活は牛さんに支えられています。

もうあらゆる面で感謝しきれないほどに…

 

それなのに僕らはそれが当たり前のように何も感じず肉を食べてきたのです。

肉にするために産んで育てて、適正時期になったら剥ぎ取ります。

ゴミをつくると焼却費用がかかるから何でも利用することにしました。

 

その結果、産業動物に依存しつくした社会が出来上がってしまいました。

牛一頭からこれだけのものの原料がとれるのです。

牛一頭を救うことがどれだけ難しいことだか分かるはずです。

 

野菜だって牛の糞を肥料にして育ってます。

頼りっきりなんですよ。

 

だから、僕らは感謝と配慮の気持ちを忘れていけないと言っているんです。

人間は肉を少なからず口にする生き物ですから、一切口にするなとは言えません。

でも、配慮はできるはずなんです。

 

そして考えることもできるはずなんです。

牛を殺して生きていく意味を。

だから僕らはできるだけ牛を殺さないで生きていく道を模索しないといけない気がするんです。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です